ついに自分がさくらだということを告白する七桜。椿は・・・。そして、赤ちゃんが。あまりにも濃い内容が詰め込まれていた、第6話のドラマ「私たちはどうかしている」でした。
ドラマ【私たちはどうかしている】6話 あらすじ(ネタバレ含む)
大旦那主催の夕ざりの茶会が開催された。七桜のことを「結婚式に乗り込んで婚約者から椿を奪った女」と口々に話す訪問客たちから七桜をかばう大旦那。
茶会が開催されている間、今日子は宋寿郎の部屋に忍び込み遺言書を探す。だが見つからない。すると背後に人影が。宋寿郎だ。遺言書は宋寿郎が持っていた。今日子は遺言書を奪おうともみ合いになる。その拍子に、宋寿郎は倒れ、机に頭をぶつけてしまう。そして灯していたロウソクが倒れ、火がついてしまう・・。
奪った遺言書と共にその場を離れ、樹が殺害された部屋で樹の着物に顔をうずめる今日子。
しかし、この遺言書は白紙のニセモノだった。
そこへ、七桜が入ってくる。
七桜は母が無実であることを証明するために、あの日、この場所に今日子がいたことを証言すると言い出す。自分はさくらだと。
その話を、さくらを探しに来ていた椿が聞いてしまう。
そこへ、母屋で火事が起こっていることを知らされる椿。引き留める七桜をそこへ置いて、母屋の宋寿郎のもとへ向かう椿。助けを求める宋寿郎の声が聞こえるが、余りの火の手に、倒れてしまう椿。そこへ助けに現れたのは、夕ざりの茶会に客として来ていた元婚約者の栞だった。
椿の帰りを待つ七桜だったが、急にお腹が痛くなり、多喜川に運ばれ病院へ。
目を覚ました七桜を待っていたのは夕子だった。そして、お腹の赤ちゃんは、ダメだった・・・。
椿も赤ちゃんも失い、悲観にくれる七桜に声をかけたのは多喜川だった。「君はどうしたい?」
ただお菓子をつくりたい・・・。
3か月後、椿を助けたことで顔に傷を負った栞は、椿のお菓子教室に通っていた。そして、椿を忘れることのできない栞は縁談を断り、家を飛び出す。椿のもとで使用人として雇ってほしいと頼み込む。
月日は流れ3年後、光月庵の看板娘になっていた栞は今日子に気に入られていた。いまだに入院中の宋寿郎の代わりに、一切をとりしきる椿は忙しい。そんな時、いつも光月庵のお菓子を使っていた会で、今回からは、「花がすみ」というお店のお菓子を使うことにしたと言われてしまう椿。花がすみは、多喜川と七桜の菓子店だった。最後の七桜のセリフ「今の光月庵には消えてもらう。」
心に響いたコトバ達
感想
ほんと、どうかしている・・・。そういう内容なんだからうだうだいうべきじゃないんだろうけど、どうしても、ここだけは気になるのです。樹と百合子が事の発端では?今日子は今でこそ悪女と化してしまったけど、本人も言っているように、こんな風にしたのは樹と百合子でしょう?今日子を嫁として受け入れず、自分たちの気持ちばかりを押し通して、どれだけ今日子が傷ついてきたことか。そんなんなら、結婚しなければいいんじゃ?家の建前とかで、今日子ばかりが犠牲になってきたのではないでしょうか?
本題から外れてしまいましたが、やっぱり気になってしまったので・・・。それともう一人の犠牲者は椿。樹に「この店をしっかりついでくれ。」と言われ、純粋に喜んでいた少年椿。だが、百合子と密会中の樹の口から出た言葉は「さくらには、この店の呪縛に縛られずに自由にお菓子を作ってほしい。」尊敬する父の、こんな言葉を聞いてしまった椿の心を思うと切なすぎる・・・・。
父が大切に思っているのは、自分ではなく、さくら・・・。父の血をひいているのは自分ではなかった・・。自分には何もない?子供ながらに
宋寿郎にも突き放され、店を継ぐ権利もないと知ってしまった椿の苦悩は計り知れない。
本当に残酷な話だ。
今日子だって、嫁いできたときは樹に愛されるという希望に満ちていたのだ。それがまさか本当に形だけの結婚で、つまりはカモフラージュ。見向きもされず。愛する夫は違う女性を見つめ続けている。さらに、一人息子はその女の娘に夢中になっているなんて、ひど過ぎませんか?
このお話の主旨とはずれているとは思いますが、どうしても気になってしまって。
しかも、今回の最後、七桜がなんだか悪い顔になっていて「今の光月庵には消えてもらう。」だなんてどういうこと?光月庵をなくすことで、椿を呪縛から解き放とうとか?
うーん、あと、火事の中、栞が何かを見たことを隠しているような様子も気になります。
私たちはどうかしている キャスト
主演:浜辺美波 横浜流星
佐野史郎・観月ありさ・中村ゆり・高杉真宙・岸井ゆきの・和田聰宏・岡部たかし・前原滉・草野大成、・山崎育三郎・須藤理彩・鈴木伸之
私たちはどうかしている 主題歌
主題歌:赤の同盟 東京事変
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