竜の道【第4話】ネタバレ・感想『まゆみと美佐、万事休す！』

まゆみの美佐への嫌がらせが怖すぎる！

美佐から「竜二とは血がつながっていない、他人のようなもの。」と聞いたまゆみは、一瞬で顔色を変える。ここから、美佐への執拗な嫌がらせが始まる。

まゆみは、単純な「嫉妬」というよりも、美佐のような苦労知らず（に見える）タイプが気に入らなかったのかもしれない。美貌にもお金にも恵まれ、社会的地位もあり、何もかも手に入れているようで、心が満たされていなかったんだろうな・・・。

取り巻きのホストを使い、美佐を追いかけまわすよう指示する。

美佐が何かに怯えている様子に気づいた竜一が美佐を監視し、追いかけまわすホストたちをこらしめ、二度と美佐に手出ししないようにするが、まゆみはすぐに他のもっと危ない男たちを使うことにする。

まゆみは美佐を呼び出し、古いビルの一室につれてこられた美佐。美佐とまゆみは話をするが、決裂。男たちに襲われる美佐。まゆみは「そのへんでやめて。」と言うが男たちは聞かず、まゆみにも手をかけようとする。万事休す！の場面で、本物のヤクザたちが乱入してきて、「チンピラが人のシマで何してやがる！」ともみ合いが始まった隙に、美佐とまゆみは逃げたす。

間一髪で難をのがれた二人。

まゆみは一人で帰っていく。そこへ美佐の手をつかむものが・・・。竜一だった。

美佐を心配して見張っていた竜一が、美佐が車に乗せられるところを見、その場で曽根村に電話をし、やくざを呼んでもらったのだった。「まゆみに自分の顔をみられたくたかった。」とのこと。

美佐を救った竜一。過ぎ行くタクシーの中で竜一を見つめる美佐。心配そうに過ぎ去るタクシーを見つめ続ける竜一。

見ているこちらが、ドッキドキしちゃいましたよ。

美佐は竜一が兄とは知らない。死んだ兄のように遠慮なく、しかし的確なアドバイスをくれる竜一に心惹かれっちゃってるんじゃない？！

後日、校庭で子供たちと遊ぶ美佐を、そっと遠くから見つめる竜二。

兄弟でまさかの三角関係！？

う～ん。妄想が膨らみます。

曽根村に息子？

後日、曽根村のもとへ礼に行く竜一。「肉親は厄介なものだぞ。」と曽根村。

竜一が帰った後、お付きのものが曽根村へ言う。「ご自身のことですか？会長も息子さんがいると聞きました。」

意表を突かれた表情の曽根村。まさか、まさか、その息子って・・・

竜二と竜一だったりして！？

まさかねぇ～

晃、クーデターを決意？！

エニウェイズとの契約を目前にし、危機感をつのらせる晃。コンサルタントの竜一に相談すると、

と、助言する。現社長を追い出すなんてこと、そんなことしたら源平と同じになってしまう。と、悩む晃。竜二にも相談する。竜二も「今のままではキリシマ急便はマズイ。」とダメ押しする。

晃は最後に源平にもう一度頼む。「エニウェイズとの契約をやめてください。でないと、また過労死する人がでます！」だが源平は聞かない。交渉決裂。

そして、晃は決意する。現社長を追い出すことを。

竜二の人間的な優しさ：一番好きなシーン

今回はあまりにもインパクトが多いシーン満載で、見落とされちゃってるかもしれませんが、個人的に一番好きだったシーンを最後に書き残します。

両親が死んで、叔母さんの家に預けられていた頃の三人。高校生？中学生？の竜一と竜二がアルバイトをして、もらったばかりの給料を叔母さんが「これでも全然たりないわよ！」と、まきあげていく。竜二は受験生。直後、美佐に聞く竜二「おばさんはイジワルだと思う？」うなずく美佐に

よくわかってるじゃないの～～（歓喜）！竜二。このくらいの年齢の子ってこんなことまでわかっているの？と、感動しましたよ～。そして何より『理屈ではわかっていても、自分が辛い状況でこんな風にヒトを思いやれる？この竜二の気持ちの余裕』に、ただただ感激です。この純粋さ、私たち大人は見習わないといけないなぁと。

しかし竜二のこの優しさが、今後、どうドラマに影響してくるのか？あの第一話の衝撃的な冒頭シーンにつながるのではないかと危惧するところでもありますが・・・。

ただのシリアスな怖い感じの復讐劇だけでない、こんな深い人間味のある表現や役者さんたちの素晴らしい表情をみるのが楽しくてたまらないです。

あぁ、次回も待ち遠しい！

竜の道の主なキャストは？

玉木宏（矢幡竜一・和田猛）　　高橋一生（矢幡竜二）　松本穂香（吉江美沙）　細田善彦（霧島晃）　奈緒（遠山凛子）　今野浩喜（砂川林太郎）　渡辺邦斗（大友）松本まりか（霧島まゆみ）　斉藤由貴（霧島芙由子）　遠藤憲一 （霧島源平）

竜の道の主題歌は？

【主題歌】
SEKAI NO OWARI「umbrella」（ユニバーサル ミュージック）

【オープニング曲】
ビッケブランカ「ミラージュ」（avex trax）