スーツ2【11話】『最終章スタート!』ネタバレあらすじ感想

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karin
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上杉を退所させることに成功した喜びもつかの間、上杉が受け持っていたクライアントが離れていくのを阻止し、ファームを守るため、奔走するチカ&甲斐。ちょうどその時、重要クライアント先の息子が起こした交通事故の案件が浮上し・・・

SUITS2 第11話 あらすじ ネタバレ

幸村&上杉法律事務所にとって重要クライアントであるサタケコーポレーション。社長の息子、信吾が交通事故を起こしたという。甲斐と大輔が担当することになる。20歳の依頼人信吾によると、パーティーの帰りに車で帰宅途中、飛び出してきた人をはねてしまい、そのままひき逃げしてしまったという。車を確認すると、たしかに車の横にぶつかった後があり、被害者が飛び出してきたことがわかる。そして、被害者は黒い上下の服に黒い靴を履いており、暗闇に溶け込んでいて運転者からは見えにくい。また、大輔の記憶により、被害者は最近、壁に落書きをしていた犯人だったということがわかった。事故の時も、落書きをして逃げる途中だったようだ。

信吾はその場から逃げてしまったものの、119番通報をしていたので、被害者も大事には至らなかったとのことで、今、警察に出頭したら、重大事件にはならずに済むだろう。

そのはずだったが、事態は急変する。被害者が脳内出血を起こし、死亡してしまったのだ。

被害者死亡となると、裁判に持ち込む重大事件になる可能性が大きくなってくる。

子供の頃に、飲酒運転者による交通事故で両親を亡くしていた大輔は、被害者の家族の気持ちが痛いほどよくわかる。遺族の気持ちを汲み取りながら誠実に向き合い、話をすることで、円滑に示談を成立することができた。これまでのどの案件よりも、嬉しい示談成立だった。

と、その喜びもつかの間、信吾から呼び出され、驚きの事実を聞かされる。事故をした当時、なんとドラッグをしていたというのだ。大輔は、激しく動揺する。遺族に嘘をついて示談させたことになってしまう。自分の息子が全て悪かったのだと思ったままのあの遺族に本当のことを話さないと。このままでは、幼いころ、両親が亡くなったわずか二日後にやってきて、金で全てを終わらせようとしていった憎きあの弁護士と同じになってしまうと、良心の呵責にさいなまれる。

甲斐に止められるが、このことを担当の女検事・藤嶋春香に伝えに行く。が、甲斐は先手を打っていた。藤嶋と取引をし、今回のことをもみ消してもらっていたのだ。

藤嶋への交換条件は、藤嶋を甲斐のもとへ雇う事。次回からは藤嶋も仲間に加わるようだ。

信吾の事件は、こうしてドラッグの事実をもみ消したまま、示談成立となる。

大輔はまた、こうして苦しい傷を背負うこととなった。

心に刺さったコトバたち

大輔→遺族

非行に走って、どれだけ人に迷惑をかけていたとしても、お二人にとってかけがえのないたった一人の息子さんだったはずです。どうか息子さんのためにも悲しみをないものにはしないでください。

遺族

あいつは散々わがままやって、親よりも先に・・・

甲斐→チカ

たとえ綱が切れても渡っていきますよ。

甲斐→大輔

俺を疑う前に自分を疑え。

信吾

何もなかったことにできても、事実は消えない。苦しいよ。深く傷ついてる。

大輔→信吾

死んだ彼のためにも、傷を負いながら、精一杯真面目に生きてくれ。

感想

今回の交通事故ひき逃げ案件、経済的格差が命のやりとりでもこんなにも影響してくるのかと。

経済的に大きな力をもつ者の息子の加害者と、小さなラーメン屋の息子の被害者。力のあるクライアントを守るため、優秀な弁護士は、加害者の落ち度をもみ消す。そんな事実も知らない被害者の遺族は、自分の息子が悪さばかりをしてきた結果、こんなに早くしんでしまったのだと思ったまま、ずっと過ごしていくことになる。

このようなことは、ドラマの話だけでなく、現実にもたくさん起こっているのでしょうか。

あらすじには書いていませんが、大輔は、おばあちゃんを失ったときや仕事で上手くいかなかったときなど、辛いときに、怜や真琴になぐさめてもらおうとします。そして、仕事がうまくいって嬉しいとき、怜が会いに来ると、「もう会わない」と追い返す。男の人って、そうなんですねぇ、辛いときに優しくしてくれる人を求めるものなんですね・・・( ;∀;)

SUITS2 主なキャストは?

甲斐正午:織田裕二
鈴木大貴:中島裕翔

幸村チカ:鈴木保奈美
聖澤真琴:新木優子
玉井伽耶子:中村アン
蟹江貢:小手伸也

上杉一志:吉田鋼太郎
八木田健太郎:坂口涼太郎
中山博美:金井美樹
君島慶:阿部公平
鈴木結衣:田島令子

SUITS2 主題歌は?

B’z  「WOLF」

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