MIU404【8話】ネタバレ・感想:アンナチュラル飯尾・松重登場!

MIU404

2020年8月14日22:00~放送されました、話題のドラマMIU404 第8話のネタバレを感想ともに記事にしています。

今回の題名は「君の笑顔」

MIU404  第8話のあらすじ【飯尾和樹&松重豊登場!】

連続猟奇殺人の事件を追うことになった志摩と伊吹。

以前起きた事件が、出身地である茨木で起こっていたことを知った伊吹が、恩師の元刑事・蒲郡に話を聞きに行く。すると、あらゆる真相がわかってきて・・・。

第6話に引き続き、涙なしには見られない志摩と伊吹の絆が深まる大事なターンとなるお話です。バディ愛にも注目です。

今回の第8話は、第3話に引き続き、「アンナチュラル」からのゲスト出演も話題になっています。飯尾和樹さん演じる坂本と、松重豊さん演じる神倉保夫が登場します。

MIU404  第8話のネタバレ

麦とゆたかを避難させる・・・

機捜隊長・桔梗の自宅から盗聴器が見つかった。狙われているのは、以前闇カジノの情報を警察に垂れ込んだ麦だと思った桔梗。麦と息子のゆたかを安全な場所に引っ越しさせる手はずを整える。ホテルでは危ないので、警察官の住むマンションを選ぶ。

指が切断された遺体。そしてずん飯尾登場!

遺体が見つかった。胸に複数の刺し傷と、人差し指・中指・薬指の三本が切断された遺体。そして中国語で獣を意味する文字が書かれた荷札。同様の殺人事件が過去にも二度起こっていて犯人は逮捕されていない。連続猟奇殺人として刈谷を中心に捜査1課が事件を追うことになるが、志摩と伊吹の404機捜も、刈谷の「アッシー」として、捜査会議に加わることに。以前起きたのは20年前と15年前。今回の被害者は、堀内信也。前科のあるチンピラで2回服役している。

アッシーとして、刈谷達を解剖研究所のUDIラボへ連れていく志摩と伊吹。

メロンパン号で待機していると、メロンパンを売っていると勘違いした客、坂本(ずん飯尾)登場!UDIラボの職員のよう。とにかくピスタチオメロンパンが欲しい様子。そんな、軽~い感じの息抜き的場面でした。

左からずん飯尾・星野源

この間に、刈谷が置いていった捜査資料をこっそり盗み見る伊吹。そこで、以前起きた同様の事件を当時担当したのが、伊吹の慕っている恩師の蒲郡だと知り喜ぶ。

蒲郡、認知症?

蒲郡に話を聞きに行く伊吹と志摩

蒲郡の部屋に入り、最初に目に入ってきたのが車いす。半年前に病気で死んだ妻麗子ものだという。

蒲郡の話によると、堀内は人なつっこいやつ。取り調べの時は心入れ替えると泣いて泣いて。だがまた窃盗事件を起こし服役。小心者なのにカッとなりやすいやつだった。とのこと。ギャンブルで誰かと揉めていたような・・・。だがここで、蒲郡は「思い出せない。」「最近頭にモヤがかかっているような感じでね。」「体も頭もさびてきてしまっていて・・・」

蒲郡の家をでて、志摩は伊吹に話す。「蒲さんは、認知症かもしれない。」部屋にあった薬から推測した。

成田、久住の手先に?

場面変わって、ある一室でドーナツEPを売る成川。部屋にあるパソコン画面に映し出された写真に目がとまる。麦とゆたかの写真だった。「このひと、見たことあるなと思って。」すると、「この女は賞金1000万だ。」ということを知る。

同時期、ゆたかを巻き込んでしまい悩む麦に、伊吹が「ハムちゃん(麦)と蒲さんと俺と、3人で暮らさない?」と提案する。

連続猟奇殺人ではない?松重登場!

左から綾野剛・星野源・松重

UDIラボから連絡があり、話を聞きに行く志摩。このとき連絡し、話をしたのがUDIラボ所長の神倉(松重)。神倉によると、今回の堀内の遺体は以前に二件の遺体と微妙に違うとのこと。特徴は同じだが、指の切断の仕方が違うと。堀内の場合、被害者を椅子などに座らせて切断。以前の2件は被害者を仰向けに寝かせた状態で切断されているという。つまり、堀内の事件は以前のものと別物ということが考えられると。

捜査会議では、容疑者が二人あがっていた。

菅沼(55歳):以前堀内がパチンコ店で働いていたときの同僚。菅沼とのケンカが原因で堀内はパチンコ店をやめている。連続猟奇殺人・一件目が起きたのは千葉県。当時、菅沼は千葉に住んでいた。

峯岸(34歳):中古車販売業をしている。堀内に車を貸したら勝手に売られたことで揉めていたのも目撃されている。連続猟奇殺人・一件目が起きたときは仙台に住んでいて、当時14歳だった。

今回の事件は以前起きた2件の事件と別物だとすると、峯岸も捜査線上にあがってくる。

また、九重によると、指を三本切断し獣の札をつけるというのは、昔、キリシタンの迫害であったのだという。

堀内の遺体には十字架のネックレスがかけられていた。

事件の真相は?

休日の志摩は容疑者峯岸を「交通事故の件で」訪ねる。

同じく休日の伊吹はスマホで遺体の十字架の写真を見ていると、志摩から電話があり、これから来るという。広げられた住宅情報誌を見た志摩が「引っ越すのか?」ときく。「三人で暮らせたらいいなと思って。独り者同士集まって、なんかよくない?」と伊吹。そこで志摩は、「お前はいいやつだな。」「麦ちゃんへの下心はおいといて、蒲さんは他人だぞ?」伊吹は「蒲さんは他人じゃない。」蒲さんとの出会い、蒲さんのおかげで刑事になり、今があることなどを語る。

伊吹の部屋。

しかし、伊吹も気づいていた。志摩が何かを言いたいことを。

感情に蓋をして勘が働かない伊吹に志摩は話を始める。

蒲さんの妻麗子は病死ではなく、事故死だったこと。そのとき蒲さんも事故に巻き込まれ高次脳機能障害と診断されたこと。麗子の車いすに付着していた塗料と、堀内が峯岸から借りていた車の塗料が一致したこと・・・。これらのことからわかるのは。

恩人を信じたい伊吹・・・

蒲さんが犯人だなんて信じたくない伊吹。きっと違う、だって蒲さんは何も覚えてないんだから。そう信じたい伊吹は、蒲さんに会いに行く。

妻麗子の写真を見せてもらう伊吹。そこにはあの十字架をかけた麗子の姿。「麗子はクリスチャンだった。キリストの教えは許し。」

伊吹は交通事故の書類を出し、「蒲さんは事故のことこと全部忘れた。そうだよね?」

蒲さんは話し出す。事件の真相を。

蒲さんは刑事を退官したあと、妻麗子とゆっくり余生を楽しんでいた。3年が過ぎたある日、堀内から電話があったが、退官していた蒲郡はつっぱねた。それを逆恨みしたのか、堀内は玄関前にいた蒲郡夫婦に車で突っ込む・・・。一度だけでなく二度麗子を轢いた。事故ではなく殺人だ。だけど、轢いた証拠があっても目撃者がいないので過失致死になるだけ。

一時は記憶をなくしていた蒲さんだったが、はっきりと思い出した。救いがあるのではと開いたキリストの本。そこに書かれていたのは。指3本が切断され獣の文字。昔見た遺体と同じだった。

椅子にしばりつけた堀内は何度も「許してくれ」と言った。だが私は「許さない!」何度も何度も何度も。「刑事だった俺を捨てても許さない。」「麗子だったら許しただろうな」と、十字架を堀内の首にかける。そして・・・。

蒲郡はここまで打ち明け、待機していた志摩や刈谷を呼ぶ。「聞いているんでしょう?出てきてください。これは自首ではない。逮捕してくら。私みたいな人間にご飯食べさせて税金を使うことはない。すぐに死刑にしてくれ。」そして凶器も洗面所からでてくる。

伊吹は「どうすればよかった?どこでとめられた?蒲さんを・・・」

手錠をはめた蒲郡に志摩が言う。「蒲さんは何があっても人を殺してはいけなかった。全警察官と伊吹のために。」

蒲郡「あの子に伝えてください。お前にできることは何もなかった。何もだ・・・。」

伊吹を支える志摩

屋上で涙ぐみ悲しみに暮れる伊吹。「行くぞ、相棒。」と手を差し伸べる志摩。

少しの間。そしてしっかりと手をつかむ伊吹。二人の感情が画面いっぱいに充満していて感動的なシーンです。

MIU404 第8話の考察・感想

話題のアンサンブルチームの出演!ずん飯尾さんの場面、ストーリーには関係ない感じでしたが、なかなかホッできるいい味出していました。松重さんのほうは、さすが星野源さんとプライベートでも仲良しのことあって、とても自然な雰囲気のいいシーンになっていました。素敵な役者さんですよね。

今回の題名「君の笑顔」。最愛の妻麗子の笑顔が思い出せないくらい感情に蓋をし、この苦しみをどう処理していいのか模索する蒲郡。理不尽な逆恨みで、最愛の人を奪われる悲しみ・苦しみ・憎しみ・怒り。自分だったらどうするだろう?きっと耐えられない。蒲郡に共感する部分があります。志摩の言うように、「絶対に人を殺していけなかったんだ。何があっても。」蒲さんを慕う伊吹のためにも。警察官たちのためにも。確かにしその理屈はわかるし、蒲郡だって伊吹たちの顔が浮かばなかったわけではないと思う。だけど、だけど、耐えられなかったんだと思う。このままでは司法での処分、傷害致死で済んでしまう。刑事の知識があったばかりに、警察に届けず、自身の手で裁きをすることを選んだ蒲郡。きっと、捕まることを前提に、堀内を殺害したのだろう。凶器もきちんと残していたし、遺体に妻の十字架をかけていた。わざわざ証拠を残すようなものだった。何より、全てを打ち明け逮捕されたとき、どこかホッとしたような表情をしていた様子だった。蒲郡はきっと、捕まって死刑になることをも望んでいたのかもしれない。自分の手で裁きを加え、復習を遂げた蒲郡。だが果たして、妻麗子の笑顔は思い出せるようになったのだろうか?

そして、悲しみに打ちひしがれる伊吹。荒れていた伊吹をまっとうな道に進ませてくれた恩人が起こした凄惨な事件を目の当たりにし、ただでさえ敏感な感情を持ち合わせている伊吹、果たして立ち直れるのだろうか?しかしきっと大丈夫!これまでの伊吹をみていたら、感受性は豊かだけれど、決してただのおバカではない。物事の本質をしっかり見抜く力がある。それに、近くには信頼できる「相棒」志摩がいる。

頑張れ!伊吹!!また来週も楽しみにしています。はやく、あの陽気な伊吹が戻ってきますように。

MIU404 主なキャスト

W主演:綾野剛(伊吹藍)・星野源(志摩一未)

麻生久美子(桔梗ゆづる)・岡田健史(九重世人)・橋本じゅん(陣馬耕平)・生瀬勝久(我孫子豆平)・菅田将暉(久住)・渡邊圭祐(ナウチューバー特派員REC)・黒川智花(羽野麦)・鈴鹿央士(成川岳)・番家天嵩(桔梗ゆたか)・金井勇太(糸巻貴志)・小日向文世(蒲郡)・酒向芳(刈谷)

特別ゲスト出演:飯尾和樹(坂本)・松重豊(神倉保夫)

MIU404の主題歌

 主題歌 米津玄師 「感電

MIU404のもうひとつの魅力!!

米津玄師さんの「感電」が、ドラマの見どころで流れます。曲調・歌詞ともに、ドラマになんとマッチしているのでしょうか・・・。しっかり見せ場を最高潮に盛り上げてくれています。素晴らしい楽曲ですよね。

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