コールスタル問題で、富樫が甲斐を追い詰める。そこで『模擬裁判』を提案する上杉。ファームの皆の前で、甲斐&チカのコンビはどう戦うか?そして、玉井が甲斐を助けるために登場する?!
玉井の力が必要・・・。
甲斐は玉井に会いに行く。「証言してほしい。」「君の力が必要だ。」玉井は首をたてにはふらない。
大輔も玉井に頼みに行く。「甲斐先生を助けられるのはあなただけだ。」
模擬裁判
模擬裁判を上杉が提案する。甲斐&チカに対抗するは、富樫役に蟹江、サポートは大輔。
実際の裁判へ向けて、富樫になりきり、本気で甲斐を追い詰める二人。
途中、玉井が登場する。大輔が玉井に質問するが、すべて黙秘。たまりかねた蟹江が変わり、玉井を追い詰める。「甲斐を愛しているのか。だから証拠のメモも処分した。そうか?」
答えられず、玉井は退出する。
聡明な玉井の涙をためた辛い表情・・。見ているこちらまで、胸が苦しくなりました。
その後の休憩。甲斐に蟹江は言う。「今は話す気分じゃない!最悪の気分だ。全員が君の尻ぬぐいをしている。みんな君を助けるためだ。あの美しい玉井君が嫌な思いをしたのも君のせいだろ!私じゃない。」
いつも、甲斐を敵視している蟹江だが、心の奥底ではいいライバルなんだなぁ、と思わせてくれる場面でした。蟹江さん、なんだか憎めない存在ですよね!
男はいつも強がっている。男の隙は女が作ってあげるものよ。
模擬裁判2日目。
チカが話す。ついにチカの本領発揮!がはじまります~~!
「甲斐は、ロースクール時代から優秀で、私の耳にも噂が入ってきていた。ほぼ負けなしの甲斐でも、唯一負けた模擬裁判があった。全員で力を出し切り、勝ちはもうすぐそこまで、あと一歩というところで、甲斐は証拠を取り下げた。そして、負けた。なぜ?」
甲斐は答えない。
「なぜ?」「不正な証拠とわかったから。」
チカ「卒業の成績に関わる大事な模擬裁判だった。皆の反応は?」
甲斐「馬耳雑言を浴びた。」
チカ「なぜ、それでも?」
甲斐「不正は勝ちじゃない。」
チカ「だから私はあなたを雇った。」
「甲斐は、勝たせるだけでなく、その後の人生の夢まで叶えてきている。いつも思いやっている。ファームの皆のことも気遣っている。いつも強がっている。そんな人は不正なんてできない。」
「思いやりがある人!それがあなたの本当の強さ。思いやりがない人こそ、本当は弱い。」
そう言い、上杉を見る。
「被告は確かに傲慢で周りに敵をつくりやすい。いわゆる一匹狼。それゆえ誤解が生じやすく、あらぬ疑いをかけられる。しかし、ここまで優しく正義感のある甲斐が、自動車の欠陥を隠蔽し、被害者とその遺族をおとしめることなんてあり得ない。」
なぜならそれは、甲斐正午にとって、勝利ではないから。
和解をとりつける?
なんと、上杉がコールスタル問題の和解をとりつけたという。
チカと甲斐は納得がいかない。どうやら、富樫の不正をたてに、上杉が脅しているらしかったからだ。
「和解をする気はない。」大輔にキッパリという甲斐。
だが、大輔は
「先生を守るために皆が歯を食いしばっている。勝つことだけが勝利じゃない。それをあなたから学んだ。そうじゃないなら、あなたから学ぶものは何もない。」と立ち去る。
ファームのシニアパートナー会議で決をとる。甲斐以外のものでちょうど半半の決となり、和解するかどうかは甲斐の判断となった。
甲斐の答えは、「和解するに賛成。」
このときの甲斐の心境は如何ほどだったか・・・。
自分の気持ちよりも、周りを優先したのだろう。ただ、このままで終わらないのでは?という期待も。
会議の最後、上杉がチカを代表から引きずりおろそうとしている・・・?!
次回はいよいよ、チカVS上杉の幕開けか?!
SUITS2 主なキャストは?
甲斐正午:織田裕二
鈴木大貴:中島裕翔
幸村チカ:鈴木保奈美
聖澤真琴:新木優子
玉井伽耶子:中村アン
蟹江貢:小手伸也
上杉一志:吉田鋼太郎
八木田健太郎:坂口涼太郎
中山博美:金井美樹
君島慶:阿部公平
鈴木結衣:田島令子
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